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燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)とは?国内線の動向も合わせてご紹介します!

旅行の計画を立てる際、航空券の予約画面で「燃油サーチャージ」という項目を目にしたことがある方は多いのではないでしょうか。
海外へのフライトではおなじみの追加料金ですが、具体的な仕組みや国内線への影響について疑問に思うこともあるかもしれません。
本記事では、航空券における燃油サーチャージの基本から、国内線での動向、そして少しでもお得に旅を楽しむためのポイントまでをわかりやすく解説します。

燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)とは?

航空券を購入する際、運賃とは別に徴収される燃油サーチャージは、航空燃料の価格変動に応じて航空会社が旅客に求める追加料金です。
原油価格が高騰した際に、航空会社でコスト増加分を吸収できない場合に適用されます。
そのため、原油価格が一定の基準を下回ると、燃油サーチャージが減額されることもあります

燃油サーチャージの金額が決まる仕組み

燃油サーチャージの金額は、主にシンガポール市場における航空燃料(ケロシン)の価格と為替レートを基準に算出されます。
また、フライトの飛行距離によっても金額が異なり、距離が長くなるほど燃油サーチャージは高くなる傾向があります。
金額の見直しは、日本の航空会社であるJAL(日本航空)やANA(全日本空輸)の場合、通常2か月ごとに行われます。なお、航空会社により見直しのタイミングは異なります。

例えば、2~3月発券分は前年10~11月の平均価格をもとに算出されます。
実際の搭乗日ではなく「航空券を発券した日(購入日)」のレートが適用されるのが特徴です。

国内線の航空券に燃油サーチャージはかかる?

日本の国内線において、燃油サーチャージはこれまで原則としてかからない、あるいは運賃に含まれていることが一般的でしたが、昨今の原油高騰により航空会社の収益が悪化しており、大手各社が2027年度中の国内線導入に向けて動き出しています。

国内線燃油サーチャージの最新動向(2026年6月2日時点)

航空会社 発表されている動向
JAL(日本航空) 2027年春頃からの導入を検討中。
ANA(全日本空輸) 2027年度中の導入を検討中。
スカイマーク 2027年の早い時期の導入を目指すと発表。
SFJ(スターフライヤー) 2027年度上期にも導入する方向。
FDA(フジドリームエアラインズ) すでに導入済み。

このように、今後は国内線を利用する際にも燃油サーチャージの有無や金額を意識する必要が出てきそうです。

なお、現時点で導入が明言されていない航空会社でも、燃料価格の高騰が長期化すれば、基本運賃そのものが値上げされる形で航空券の価格に反映されることもあります。名目上はかからなくても、実質的な航空券の価格は原油価格や経済状況に左右される点に注意が必要です。

航空券をお得に手配するための3つのポイント

航空券の費用を少しでも抑えられれば、その分ホテルや食事をアップグレードして旅の質を高めることができます。
ここでは燃油サーチャージの負担を減らし、お得に航空券を手配するコツをご紹介します。

1)見直しのタイミングを狙って予約する

前述の通り、燃油サーチャージは定期的に改定されます。
もし翌月から燃油サーチャージが下がることが発表されている場合は、月をまたいでから発券した方がお得です。
逆に値上がりが予想される場合は、改定前の月末までに航空券を購入することをおすすめします。
※改定のタイミングは各航空会社のWebサイトなどで確認できます。

2)燃油サーチャージ不要の航空会社を利用する

国際線の場合、一部のLCC(格安航空会社)では燃油サーチャージを別途徴収せず、運賃に含めている会社や、そもそも徴収しない会社もあります。
原油高騰時でも航空券の総額を抑えやすいというメリットがあります。

3)マイルや特典航空券を活用する

マイルを使って特典航空券を手配する場合も、JAL(日本航空)やANA(全日本空輸)などでは燃油サーチャージの支払いが必要です。
なお、通常はマイルを燃油サーチャージの支払いに充てることはできません。

しかし、手持ちのマイルを航空会社ごとの専用ポイントや電子クーポンに交換し、燃油サーチャージの支払いをポイントで行うことで、実質的な負担を減らすことが可能です。

また、ためたマイルは、同じアライアンス(航空連合)に加盟している提携航空会社の特典航空券にも利用できる場合があります。この仕組みを活用し、燃油サーチャージを徴収していない航空会社を選べば、発券時の自己負担額を抑えられる可能性があります。

よくある質問

燃油サーチャージに関するよくある質問をまとめました。
主要航空会社の国際線路線でのルールをもとにまとめていますので、最新の情報は利用する航空会社の公式サイトにてご確認ください。

  • 航空券をキャンセルした際、燃油サーチャージは払い戻しの対象になりますか?

    航空券のキャンセル規定によりますが、原則として燃油サーチャージは払い戻しの対象です。ただし、航空券自体の取消手数料などが別途発生する場合が多く、支払った総額がすべて戻ってくるわけではない点にご注意ください。詳細はご利用になる航空会社の規定をご確認ください。

  • マイルを利用した特典航空券でも燃油サーチャージはかかりますか?

    JAL(日本航空)やANA(全日本空輸)などの特典航空券を手配する場合、マイルの消費とは別に燃油サーチャージの支払いが必要です。一部の海外航空会社では免除されるケースもありますが、国内の主要航空会社では追加料金が発生すると覚えておきましょう。

  • 子どもや幼児が搭乗する場合も燃油サーチャージは必要ですか?

    座席を確保するかどうかで対応が分かれます。大人のひざ上に座る幼児(座席なし)の場合、燃油サーチャージは免除されるか、大人より安く設定されるのが一般的です。一方で、座席を利用して搭乗する子どもについては、大人と同額の燃油サーチャージが適用される航空会社が多くなっています。

  • 片道のみの利用でも燃油サーチャージは追加されますか?

    はい、片道航空券でも追加されます。燃油サーチャージは飛行距離や区間ごとに設定されている料金のため、片道利用の場合は1区間分、往復利用の場合は2区間分の金額が運賃に加算される仕組みです。

  • 燃油サーチャージ不要の航空会社はありますか?

    国際線の一部の航空会社やLCC(格安航空会社)では、燃油サーチャージを設定していない、あるいはあらかじめ運賃に含めている場合があります。例えば、ジェットスターグループや、シンガポール航空、ニュージーランド航空は燃油サーチャージを徴収していません。
    ただし、その分基本運賃が高めに設定されていることもあるため、最終的な支払総額で比較することが大切です。

まとめ

航空券の手配時に気になる燃油サーチャージは、発券のタイミングや航空会社の選び方によって負担を抑えることが可能です。
今後は国内線でも導入が本格化する動きがあるため、最新の動向を知っておくと、航空券の相場感をつかみやすくなります。
仕組みをしっかり理解して、次回の旅行計画にぜひお役立てください。

※本記事は、2026/6/2 時点の情報を元に記載しています。
 最新の情報は各航空会社の公式サイトをご確認ください。

さくらトラベル編集部

記事を書いた人 空旅ナビ 編集部

さくらトラベル空旅ナビ編集部のさくらです。航空券や飛行機旅行に関して皆様のお役に立つ情報を随時お届けします。

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