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十和田・八幡平エリアは、四季折々の美しい自然に囲まれた風光明媚な地域です。十和田湖は、静寂な水面とブナの森が広がり、奥入瀬渓流では清流と滝が作り出す幻想的な景色が楽しめます。秋には紅葉が彩りを添え、冬は樹氷が幻想的な雰囲気を醸し出します。

八幡平は標高1,600m級の山々が連なり、四季を通じてトレッキングやドライブが楽しめるスポット。春には「雪の回廊」が出現し、夏は高山植物が咲き誇ります。冬にはスキーやスノートレッキングが人気です。

十和田湖冬物語や八幡平ドラゴンアイなど、季節ごとのイベントも見どころ。豊かな温泉地も点在し、旅の疲れを癒やすひとときも味わえます。

秋田県北部に広がる大館・阿仁・森吉エリアは、自然と文化が調和した静かな魅力にあふれています。

大館では忠犬ハチ公のふるさととして知られ、秋田犬の里ではその愛らしい姿に触れることができます。

阿仁は、かつての鉱山町の面影を残しつつ、秋田内陸線の車窓から四季折々の景色が楽しめる地域です。また、マタギ文化を伝える資料館や、ツキノワグマとヒグマに出会えるくまくま園が人気です。

森吉山はブナ林や高山植物の宝庫で、夏はトレッキング、冬は樹氷観賞が見どころです。毎年8月には、大館大文字まつりが行われ、夜空を彩る花火と炎の文字が幻想的な風景を演出します。

秋田県北部の白神・能代・男鹿エリアは、世界自然遺産である白神山地の圧倒的な原生ブナ林が広がる自然の拠点です。

藤里町の白神山地世界遺産センター「藤里館」から森や渓谷の散策が楽しめ、初心者でも気軽に体験できるトレッキングコースが整備されています。

能代市を中心に、木都・能代を感じる防砂林「風の松原」やエネルギーパーク「能代エナジアムパーク」、伝統行事と結びついた展示が魅力の「なまはげ館」「男鹿真山伝承館」が点在しています。

男鹿半島では、寒風山の回転展望台から日本海や白神山地を一望でき、入道崎灯台や奇岩が織りなす海岸景観が印象的です。

さらに、五能線を走る観光列車「リゾートしらかみ」の沿線からは、四季折々に表情を変える海や山の風景が楽しめ、津軽三味線の演奏など地域色豊かなイベントも魅力です。

秋田市を中心とする秋田エリアは、都市の便利さと自然の豊かさが共存する地域です。
千秋公園では四季折々の風景とともに、久保田城跡の歴史を感じられます。
隣接する潟上市には男鹿潟を望む道の駅てんのうや、温泉と公園が一体となった天王グリーンランドがあります。
五城目町は「朝市の町」として知られ、地元の食材と人の温もりに触れられる場所です。
広大な干拓地に広がる大潟村では、日本一の直線道路沿いに農業文化の魅力を伝える施設が整備されています。
八郎潟町や井川町もまた、湖と田園の風景が広がり、季節ごとの農産物や祭りが地域の暮らしを彩っています。

都市と農村、伝統と現代が緩やかにつながるこのエリアでは、秋田の素朴で豊かな日常を感じることができます。

秋田県南西部に位置する由利本荘・鳥海エリアは、山・海・里の自然が織りなす風景が魅力です。

日本海と県境にそびえる鳥海山は、春から秋は登山や高山植物、冬はスキーなど四季を通じて楽しめる地域の象徴です。
鳥海山麓に広がる仁賀保高原では、展望台から日本海や男鹿半島、佐渡島まで望む雄大な眺望が広がり、風力発電の風車群と放牧風景が心を癒します。

由利高原鉄道・鳥海山ろく線は、山と田園を縫うように走り、木造駅舎や沿線の風景が旅情を誘います。車窓から見える四季の彩りや、地域住民との温かな交流もこの鉄道ならではの魅力です。海岸線に広がる岩ガキや由利牛といった地元の味覚も豊富で、自然と食、歴史文化がゆるやかに溶け合うエリアです。

秋田県横手・増田エリアは、歴史と文化、遊びが詰まった多彩な観光スポットがそろう地域です。増田町の蔵のある町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、「内蔵」を残した商家の景観が江戸・明治期の繁栄を今に伝えています。

その中に位置する「横手市増田まんが美術館」は、日本初のマンガ原画専門美術館で、国内外180名以上の漫画家による約40万点以上の原画を収蔵し、常設展示や企画展、マンガライブラリー、カフェなどを備え、幅広い世代に親しまれています。

また、横手市郊外の「秋田ふるさと村」は、東京ドーム約４個分の広大な全天候型テーマパークで、秋田県立近代美術館、プラネタリウム、トリックアート、工芸展示館、体験工房、飲食・お土産ゾーンなどが一体となり、県内外から多くの人が訪れます。

秋田県湯沢・栗駒エリアは、標高1,600 m級の栗駒山を核に、湿原や高山植物、紅葉の名所が広がる自然豊かな地域です。

登山やトレッキングの後は、須川高原温泉や栗駒山麓の数々の温泉地で疲れを癒せます。地熱の息吹を間近に感じる川原毛地獄や、小安峡の大噴湯は、自然の力を実感できるスポットです。

湯沢市内では、稲庭うどんの老舗・佐藤養助総本店で喉ごし滑らかな麺と伝統技術に触れられます。
伝統工芸では、川連漆器伝統工芸館で沈金や蒔絵の体験も可能。

自然と文化、味覚が融合する、どこか懐かしい旅を感じさせる地域です。